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2017年5月19日(アリゾナ生活49日目)

実験の合間に遠出をした。Light Railとバスを乗り継ぎ1時間。Phoenixのダウンタウンの外れにあるArizona Capitol Museum(アリゾナ州議事堂博物館)に来た。Arizonaについて深く学んでおきたいと思ったからだ。近年まで州議事堂として使用されていたが、今は博物館として機能している。 各部屋ではArizona州の成り立ちや政治の歴史について展示していた。一方、真珠湾攻撃で沈んだ戦艦Arizonaにまつわる品々も展示されていて日本人として居た堪れない気持ちになった。しかし、解説文のいずれも日本のことには触れておらず、ただ真珠湾で悲劇があったことだけが述べられていた。過去の事実を受け止めながら未来を向いているように見えた。


黄金色のドームが目を引く。これはArizonaの特産品である銅でできている。入館は無料。

外から見えたドームの下のあたり。1階から4階まで吹き抜け構造で建物はモダンだ。

議会が行われていた広場。部屋はそれほど大きくはない。机や椅子は小学校にあるものに似ていて、さながら教室のように感じた。

Arizonaは元々メキシコ(当時メキシコはスペインの植民地)の領土だった。1912年に最後の州としてアメリカ合衆国に加わった。Arizonaは誕生してまだ100年経っていない。

真珠湾攻撃を受けたときの各戦艦の並び。当時の状況が詳しく記載されている。

戦艦Arizonaの一部。真珠湾から引き揚げたものを展示していた。実物があったので驚いた。

戦艦Arizonaの主砲を模したモニュメント。この横に亡くなった兵士の名前が刻まれた慰霊碑があった。

Light RailでPhoenixのダウンタウンまで出た後、「Dash」と呼ばれるコミュニティバスに乗ってArizona Capitol Museumに行った。コミュニティバスはTempeにある「Orbit」と同じものでタダで乗車できる。

アメリカのバスでは降車時にボタンの代わりに黄色の紐を引いて運転手に知らせる。アメリカにしてはアナログな感じが面白い。

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