実験を始めるにはSafety training(実験系の安全教育訓練)で合格点を出さねばならない。e-Learningで講義を受けた後、1題15~25問の選択問題を解く。正解率80%以上で合格だ。これを7題受験した。苦戦しつつ昼頃までにようやく全てで合格点を得た。これで実験ができると喜んだものの、実験室入室のセキュリティキーが入手できるまであと5日ほどかかることがわかり、しばらく実験はお預け状態だ。 夕方のミーティングまで時間があったのでキャンパスを散策した。まだ4月というのに日差しがかなり強く、日本の真夏日ぐらいはある。よって、必然的に学生は図書館などの涼しいところに集まる。試験も近いのだろう。研究棟すぐ横の図書館に入ってみると、学生はガヤガヤと話しながら皆熱心に勉強していた。 あれこれ散策しているうちにミーティングの時間となった。研究の進捗状況の報告と論文紹介のゼミに参加した。発表者がドーナッツを用意して皆に配るのは海外らしい。Daveはミーティングの後、Yujiが日本から来てくれたので金曜日にHappy hour(皆でビールを飲みに行く)をしたいと提案してくれた。嬉しい心遣いだ。元九州人の自分としては酒で仲良くなるのはむしろWelcomeだ。月曜日はラボの大掃除をするらしいのでそれにも参加させてもらうことにした。ラボメンバーと親密に交流を図ることができればこの留学も成功といえるだろう。金曜日が待ち遠しい。





