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2017年4月5日(アリゾナ生活5日目)

実験を始めるにはSafety training(実験系の安全教育訓練)で合格点を出さねばならない。e-Learningで講義を受けた後、1題15~25問の選択問題を解く。正解率80%以上で合格だ。これを7題受験した。苦戦しつつ昼頃までにようやく全てで合格点を得た。これで実験ができると喜んだものの、実験室入室のセキュリティキーが入手できるまであと5日ほどかかることがわかり、しばらく実験はお預け状態だ。 夕方のミーティングまで時間があったのでキャンパスを散策した。まだ4月というのに日差しがかなり強く、日本の真夏日ぐらいはある。よって、必然的に学生は図書館などの涼しいところに集まる。試験も近いのだろう。研究棟すぐ横の図書館に入ってみると、学生はガヤガヤと話しながら皆熱心に勉強していた。 あれこれ散策しているうちにミーティングの時間となった。研究の進捗状況の報告と論文紹介のゼミに参加した。発表者がドーナッツを用意して皆に配るのは海外らしい。Daveはミーティングの後、Yujiが日本から来てくれたので金曜日にHappy hour(皆でビールを飲みに行く)をしたいと提案してくれた。嬉しい心遣いだ。元九州人の自分としては酒で仲良くなるのはむしろWelcomeだ。月曜日はラボの大掃除をするらしいのでそれにも参加させてもらうことにした。ラボメンバーと親密に交流を図ることができればこの留学も成功といえるだろう。金曜日が待ち遠しい。


ASUキャンパス内にはサボテンが多く植わっている。雨がほとんど降らないので雑草やコケなどがない。

このサボテンは3 mはあるだろうか。普段日本で見ない大きさのサボテンがあちこちにある。そういえば、キャンパスを歩いていると日本人の学生を初めて見つけた。日本語が聞こえてくるとなぜか振り返ってしまう。

キャンパス内のごみ箱は"Landfill"と"Recycle"である。ビニール袋はLandfill(埋め立て)でペットボトルはRecycleである。日本人としては分別の基準がわかりにくい。

US Newsのランキングによれば、2016年のアメリカにおけるイノベーションに長けた大学として、ASUがスタンフォード大学とMITを差し置いて1位になったようだ。 https://www.usnews.com/best-colleges/rankings/national-universities/innovative

研究棟横のNoble Science and Engineering Library。Tempeキャンパスには図書館が4つある。https://lib.asu.edu/locations 特に入館チェックもなく入れた。入り口にはスターバックスが入っていた。学生はホワイトボードを使ったり専門書を広げて議論したり熱心に勉強している。日本と違い、図書館で食べ飲みが自由なところが驚いた。

当然すべて洋書。大学の国際化を目指すには日本の大学でも洋書の数を増やさねばならないと感じた。

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