毎朝日課になっている英語の勉強をした後、培養していた大腸菌からDNAを抽出し電気泳動でその確認をした。学生に教えてもらいながら実験したが、実験の仕方は日本の方が丁寧だと感じた。得られたDNAの量は少ないが確認できたので実験はうまくいったといえる。 午後からDaveと研究についてディスカッションした。私は代謝工学(細胞の代謝経路を改変して物質生産などを行わせる)について研究しているが、同じ分野の研究者と深く話し合う機会は新鮮だった。普通、同業者と研究について話をするとき相手にアイデアを盗まれないよう予防線を張って話をする。しかし、Daveは今や共同研究者だ。その必要はない。Daveは熟慮したアイデアを示してくれた。その期待に応えられるよう研究を頑張りたい。
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