午後からDaveの講義を参観した。海外の大学の教育システムを理解することは留学の目的でもある。教室の壁には星条旗と合衆国憲法が掲げてあった。講義は学生が各自で決めたトピックスを調べて発表し皆で質疑をするという形式だった。学生は真剣に耳を傾けていた。発表後、Daveの「Question?」の掛け声に合わせて途切れなく学生から質問が出てくる。そこには緊張感があった。留学中に学生のモチベーションを探っておきたいと思った。 料理は文化である。帰宅後、アメリカに来て初めて和食を作った。得意料理のお好み焼きである。学生時代の一人暮らしのときにお金と手間がかからない料理として良く作った。今、アリゾナの広い空の下でお好み焼きを焼いているのは自分一人ではないかと想像しながら、香ばしい匂いのするプライパンを動かした。お好み焼きの味が昔の自分と日本を思い出させた。
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